スライドの原則を挙げます。繰り返しになりますが、あくまで僕の方法で絶対ではありません。
1. スライドの色を統一させる
背景のスライドの色がバラバラだと思考が中断します。そのわずかなロスがもったいないです。間に合わない場合は仕方ありませんが、自分でひとつひとつそろえるか、白の背景にするとそろえやすいかもしれませんが、高齢者が多いとまぶしくて細かい字が読めません。対象を考えることも重要です。
チームでスライドの背景を統一していくと、使いまわしができます。
2. フォントを統一する
論文とスライドでは見やすさがfontにより異なります。欧米人は論文では鍵のつくTimes New Romanが読みやすいのですが、スライドではarialのような鍵のないfontの方が読みやすいそうです。日本人でも、紙ベースなら細明朝体のような文字が、スライドではゴシックが読みやすいと思うのですが、これは好みによるかもしれません。スライド毎にフォントが違うと、もらったスライドだなと僕は評価します。
3. 1スライド、1メッセージにするため、余分な情報は削除する
スライドで説明しない表記はすべて削除する。特に、自分のデータでない場合は必要です。こうすることで、言いたいことが強調されますし、たくさんのスライドが提示できます。
4. ギラギラした配色を使わない
これも好みによるかもしれませんが、強い色が多いと、主張が強すぎて、思考が切れる気がします。
5. 表は極力使わない
目で追える情報は鍵られているので、図に作り直す方が、目で読む時間を短縮でき、話を聞いていただける時間が増えると思います。
スライドを作るときにどれだけ準備するかで、講演の質が代わると思います。
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