日本全国から、循環器の主に病院勤務の先生方に、心不全の極めて重要な治療薬のひとつであるβ遮断薬についてお話をさせていただきました。β遮断薬は当院でも、メインテートやアーチストといったお薬で処方しておりますが、心不全の進行を抑えるだけではなく、改善効果もあり、また、不整脈や突然死を抑える効果があります。
座長は、先週末横浜で開催された日本心臓病学会の大会長である東京医科大学循環器内科の山科先生が担当して下さりました。心臓病学会では、「心房細動の心機能に及ぼす影響」についてkeynote lectureをさせていただき、2025年に起こるであろう、心不全のパンデミックな状態にどう備えるかいうシンポジウムに、地域医療に携わる開業医の代表としてシンポジストとして、発言をする機会を頂いた、非常にお世話になっている先生です。(写真中央)
むかって左側は一緒に講演していただいた、心臓研究所の山下先生で、心房細動の著書も多数ある不整脈のバリバリの第一人者です。一流の先生達のご意見をうかがうことは、クリニックにおみえになる患者さん達に、かならず還元できると思います。